1、画像を用意する | |
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大戦略の兵器詳細画像は360*160より小さいサイズでなくてはいけません(もっと大きい画像でも適用できるのですが)。画像のサイズは、 ・編成機数が1の兵器→360*160 ・編成機数が2以上の兵器→160*80 ・編成機数が2以上の大型兵器(レオパルド2A6とか)→220*80 が基本です。今回は艦船=編成機数1なので360*160の画像を用意します。"ファイル"→"新規作成"で左画像のようなパネルを出し、そこで数値を360(横)×160(縦)と数値を指定してOKを押すと真っ白な画像が作成されます。 とりあえず"'適当な名前'.pxa"として保存しておきましょう。拡張子は".pxa(標準)"です。これじゃないとレイヤーの状態を保存できないので。 | |
2、線画とは | |
線画とは、輪郭線や各部品の形などを大まかに決めるために書く下書きのことです。下書きであるとともに描画時の輪郭線のような感じとしても使うので部品ごとにレイヤーを分けて描くことをお勧めします。また、細かく描くとその分リアリティが増し、また描画が楽になります。 使う色は左の通り黒一色が最良。灰色が入っているのはJPEGにしたときについたものでもともと左画像は黒と白、それから赤い丸しかありませんでした。 別に(0,0,0)じゃなくて(10,10,10)とかでも構いませんが、ともかく単色。ここやここで描いたやり方を使います。 | |
3、線画を描く | |
前に決めた設定を元にどんな感じの兵器にするのか鉛筆 or シャーペンで側面図を描いておくと線画を作りやすいと思います。そして、その大体の図と集めた資料(兵器詳細画像含む)を元に描いていくわけです。ポイントは、ドットを置くのは1000%に拡大した状態で行い、時々100%で表示して全体の形を確認すること。ちょくちょく100%で確認すると、細かい所にこだわりすぎず、全体のバランスのとれた線画を描きやすいです。 今回は、僕は"図解日本の重巡"から利根級の艦橋と20.3cm連装砲塔や洋艦部の機銃、高角砲の図を、"21世紀の原子力空母"の表示の写真からアングルドデッキの形を、"幻の航空母艦"の雲龍型の図から高角砲や機銃を、詳細画像"最上"から船体部の輪郭線と船体のサイズ(最上が約200mですからそれよりちょっと大きいくらいですね)を 参考にして描いていっています。1つずつドットを模写していったり、俯瞰図から自分で側面図を想像して描いたり、やり方はいろいろです。この辺は何度もやってみるしかないのではないでしょうか。 レイヤーは ・船体 ・飛行甲板+格納庫 ・アングルドデッキ ・艦橋 ・主砲塔 ・高角砲塔 ・高角砲(飛行甲板) ・高角砲(右舷のみ) ・機銃 ・機銃(飛行甲板) ・機銃(右舷のみ) ・機銃(左舷のみ) ・舷側エレベータ(右舷のみ) ・錨その他(小物) の13個に分けました。高角砲や機銃の"右舷のみ"というのはこの兵器は左右パターンを使うので右舷にのみ表示される武器、というのも作らなければいけないからです。左舷のみの兵器はその逆。 アングルドデッキとか小物(機銃とか機銃射撃装置とか)は細すぎて黒一色で描くとわけわからなくなる(輪郭線、境界線すべてが一体化される)ので、境界線には(50,50,50)のグレーを使いました。 黒と背景色(白)に分けたうえで13個のレイヤーを合成したのが左画像上。左画像下にある13個の画像はそれぞれのレイヤーを別々に画像化したものです。こんな感じにレイヤを分けるんだ、程度の参考として使ってください。 |