写真から画像を作る

実用化されていながら大戦略に登場していない兵器を作りたいときには、デジカメで撮った写真を編集して兵器詳細画像を作る方法が便利だと思います。側面から写真を撮る必要がありますが、パソコンに取り込んでしまえばあとの手順は簡単です。
自分で写真を撮った場合以外にもDVDの一場面をスクリーショットで画像にしたり、本の挿絵をスキャナして画像にしたときにも使えます。

1、写真を用意する
なるべく横から撮った画像を用意し(または見つけ)てください。兵器詳細画像は側面図を使うので。
今回は陸自広報センターで撮った74式自走105mm榴弾砲の側面写真(左)を使います。
2、画像の縦横比を1:2に
兵器詳細画像は横*縦が160*80となる画像を通常使います(今回は自走砲なので実のところ違うのですが)。なので用意した写真の縦横比を1:2にしなければいけません。画像の切り抜きはJTrimのほうがやりやすいのでJTrimの切り抜き機能(2のボタン)を使います。
まず、元画像のサイズを調べる必要があります。JTrimで写真を開くと、左画像1のところに画像のサイズが表示されます。2のボタンを押して3の画面を出したら切り取る座標を決定します。4のところに切り取る範囲のサイズが表示されています。これが1:2になるように座標を変更していきます。座標変更のほか、マウスドラッグによる切り取り範囲の変更も有効です。
僕が用意した画像のサイズは1024*768だったので、切り取り範囲が1024*512となるように、そして兵器がすべて範囲内に収まっているように調整しました。
このようになります。
3、画像を160*80に
左画像1のボタンとそれで出てくる画面を使い、写真を160*80に縮小します。このようになりました。
4、Pixiaで背景を作る
目標とする兵器ではない部分を(R,G,B)=(100,0,100)で塗りつぶしていきます。このとき、機関銃などの細かい部分は塗りつぶしちゃって問題ないです。
一番面倒くさい部分となると思います。左は完成画像(jpgなのでbmpファイルに変えて完成です)。
自走砲のリアルファイト設定は特殊なので、本当はこれで画像完成というわけではありません。ただ、写真から画像を作る技術は全て説明したので、このページはこれで終わりにします。