掃海ヘリを作る
Bデータ(バックアップ)のuweapon.datでこの操作は行ってください。
現在のルールでは、ヘリに掃海能力をつけることができません。しかし、現実には掃海ヘリというものがあり、兵器データを忠実に再現しようとしたらヘリに掃海能力をつけたくなるような状況も出てきます。このページの内容は、そういう状況を解決する方法です。
今回は、EH-101 マーリンに(自作兵器として)掃海能力をつけます。3.0に登場する兵器を決める投票では"MCH-101Jマーリン"が掃海ヘリとしてエントリーされていましたのですから、EH-101に掃海能力を付けるのも荒唐無稽とまでは言えないでしょう。
- まず、Bデータの兵器エディタで対潜哨戒機として登場しているEH-101 マーリンを複製します。複製の仕方はこれとおなじです。
- Ctrl+Cやファイル→兵器データの保存などでEH-101マーリンを複製したデータを保存します。重要ですが、忘れがちなので注意。
- 次にuweapon.datをメモ帳やTeraPadで開きます。左の画像のようにEH-101マーリンが自作兵器のデータとして保存されているはずです。そして、兵器エディタは念のため終了させます。
- 特殊能力の機雷除去の欄を×から○へ書き換えます。要するにこのような操作です。
機雷除去の欄の左は夜間(索敵範囲)減少率なので、○×が並んでいるデータから2桁の数字に変わる直前の欄が機雷除去の欄です。
もう一度兵器エディタを開いてみると、下のような兵器データにEH-101が書き変わっています。
これで掃海ヘリの完成です。機雷が設置されているマップが少ないので役に立つことはほとんどないですが、補給に関する欄をすべてUS-1A改と同じにすることで補給艦から補給できる航空機(=水上機、飛行艇)を作ったりできます。ただし、変形する兵器の作成はかなり難しいです。また、補給に関する部分の書き換えは少々面倒くさいのです。
また、現在のルールでは、森などに入ったら(=隠蔽能力)隣接するまで見つからず、平地などにいても(=ステルス能力)6ヘックスまで接近されないと見つからない、というような兵器は作れません。ステルス6だけが適用され、隠蔽1は消えてしまうからです。しかし、このような兵器もこの方法の応用で作ることができます。