線画を描く

ここから大戦略画像の作成に入ります。今回は、T-95の作成を例に説明していきます。
1、新規画像を作る
ファイル→新規作成を選び、画像の幅と高さを決めて新規画像の編集を開始します。陸上兵器は160*80のサイズで描くのが大戦略画像では普通なので、160*80のサイズ(左のように)画像を作成します。ちなみに、海上兵器は360*160で、航空兵器は160*80(多分)で作ります。
2、線画とは
線画とは、輪郭線や各部品の形などを大まかに決めるために書く下書きのことです。あまり細かいところにはこだわらず、全体の形がわかるように描けばOKです。また、色を塗り分ける必要もなく、黒一色で十分です。
3、資料を集める
線画を描くだけでなく絵を描くときは基本的に資料を見ながら描きます。架空の兵器であっても実在兵器の資料を見ながら書けばリアリティが増すので、どんな兵器を作る時も資料は集めておいたほうが良いです。
できれば資料は複数欲しいですが、ない場合や推測図しか出回ってない場合には1種類の資料で描くことになります。
今回は軍事研究2007年12月号別冊"世界のハイパワー戦車&新技術"の最初のほうに左のようなT-95想像図があったのでこれを元に描いていきます。
4、線画を描く
資料を見ながら側面図を想像し、それの輪郭線を描いていきます。太さは"1×1"がよいでしょう。
戦車の場合、転輪の数、砲塔の形、その他の特徴 この3つを特に注意して見ながら描いていくとよいと思います。
T-95の想像図を見ると、砲塔は非常に低く、転輪は7〜8個で、135mm主砲、対戦車ミサイルやロケットに対する対策が多いことがわかるので、この3つに注意して描いてみました。

保存したときに背景の白に多少灰色の点が混じったりすることがありますが、気にしなくても問題ありません。