1. MODの追加
  2.  
  3. MODの適用、除去
  4.  
  5. アップデータの自動読み取り
  6.  
  7. 使用時の注意
  8.  
  9. 大戦略パッチ適用後の動作



1、MODの追加
初期設定まで終わりました。ここからは実際にMODを使うときの説明となってきます。
ここでは、"ステルス機強化MOD"、"対潜索敵範囲MOD"、"対地ロケット強化MOD"、"誘導爆弾強化MOD"の4つのMODを使って説明することにしました。MOD名は変わっていますが、この変更を行うMODはステルス機強化MODを除いて僕のサイトで公開しています。
まずはこれを"初期設定"で作成したMODフォルダに追加して、適用が可能な状態にします。

MODの追加方法

Vistaで導入した場合は、たいていの場合、MODフォルダを見つけるためにちょっと操作を行う必要があります。
もしDSP3.0がインストールされているフォルダに初期設定で設定したMODフォルダがない場合(多分ないと思います)、上の画像の赤枠で囲った「互換性ファイル」というボタンがでていると思うのでそれをクリックしてみてください。

クリックした後でてきた画面に、↓のように設定したMODフォルダが作成されているはずです。

MODフォルダが見つかったら、ここに上で上げた4つのMODをフォルダごと放り込みます。これが終わると、MODの追加は終了し、いつでも適用できる状態となります。
なお、フォルダ名がそのままソフトの中でのMODの名前となります。後からの変更も可能ですが、バグがあると面倒くさいので変更したい場合はこの段階で変更しといたほうがイイと思います。


注意
最後に、MODを追加するときの注意を1つ。
僕のソフトでは"*.smod"の拡張子のファイルをMODとして読み込むように組んであります(MODの書式とかは次のページで)。ただし、MODとして認識させるためには、"*.smod"を直接フォルダに追加するのではなく、間に1つフォルダが必要となります。例えば、下のように。

左画像はMODフォルダの中身です。この時、左の"対潜索敵範囲MOD"フォルダの下に"索敵範囲MOD.smod"を入れたものはソフトにMODとして認識され、読み込まれます。しかし、右の直接"索敵範囲MOD.smod"を入れたものはMODとして読み込まれません
フォルダ単位にした理由は、フォルダ単位の方がMODの数が増えた時に管理しやすい、という理由からとなります。




2、MODの適用、除去
ここでは、頻繁に使うであろう機能に絞って説明します。MODの作成をしない限り使うのはこの2つがほとんどですので。

"勢多MODソフト.exe"からソフトを起動します。すると、下のように、先ほど追加したMODが"未適用MOD"リストの中に追加されているはずです。

なお、赤字は各部分の名称です。書かなくても大体分かるとは思いますが、念のため。
ここでは、"MODの適用"、"MODの除去"、"全てのMODの除去(デフォ状態への復元)"の3つの機能を説明します。

MODの適用

一番簡単なやり方は、"未適用MODリスト"から適用したいMODを選択(もちろん複数選択可)して、"適用中MODリスト"へドラッグ&ドロップで移動する方法です。
そのほか、右クリックして、ポップアップメニューから適用を選択する方法(画像真ん中)、メニューバーから"MOD"→"適用"を選ぶ方法(画像一番下)の2つの方法があります。

どの方法でも、適用が始まると、ステータスバーに"MODを適用中です"と表示され、終了するとこのように適用されたMODが適用中MODリストへ動きます。
そして、兵器エディタで見てみると、このようにデータが修正されているはずです。

MODの除去
適用と大体同じです。適用中MODの方を選択してからドラッグ&ドロップ、右クリック→除去、MOD→除去、の3つの方法のどれかでやってみてください。
例えば、上の状況から"対地ロケット強化MOD"を除去してみると、、このようになります。その他の変更点は保たれたまま、対地ロケットに関する部分だけがデフォに戻っているのがわかるはずです。

MODの全除去

全除去してデフォの状態に戻すには、全ての適用中MODを選択して上の手順で除去してしまえばそれでできるのですが、一応専用のボタンが付いています。上のMODメニュー内の"全除去"で、これを押すとデフォルトの状態に完全に戻ります。



3、アップデータの自動読み取り
僕が新しいバージョンの勢多式MODソフトを公開すると、自動的にそれを発見してダイアログで知らせるような機能を付けています。最新版じゃないと使えないMODとかもあるので、そのダイアログが出てきたら出来る限り早く最新版をDLしてください。
"ダイアログが邪魔で見たくない"って場合は、メニューバーの[オプション]→[アップデータの自動検出ON/OFF]のチェックを外せば表示されなくなります。あんまりお勧めはしませんが。



4、使用時の注意
MODの適用時期について
多少の不便に目をつむれば多分何とかなると思いますが、一応MODの適用は遊んでいるマップをなくしてからにしてください。耐久度の変更なんかするとマップ再開時に大量の修復費用が請求されるでしょうし、武器の追加をしたりした場合は僕もどうなるかよくわかりません。

MODの競合について

基本的には上の操作ができればMODは使えます。ただ、1つ注意することがあります。それが、MODの適用順です。

例えば、F-22AにAIM-120の代わりに対地ロケットを搭載させるMOD"A"と、対地ロケットの攻撃回数を3にするMOD"対地ロケット強化MOD"の2つのMODがあるとします。この2つのMODを両方とも適用した場合、F-22Aに搭載されている対地ロケットも攻撃回数が3になってほしいところです。

しかし、"対地ロケット強化MOD"→"A"の順番で適用した場合と、"A"→"対地ロケット強化MOD"の順番で適用した場合とでは左のようにデータが変わってきます。F-22Aの対地ロケットの攻撃回数も3になるのは、先にAを追加したときだけなのです。
これは、対地ロケット強化MODの方を先に適用した場合、"対地ロケットの攻撃回数を3に"する動作の時にはF-22AはまだAIM-120装備であり、このMODの修正対象とはならないためにおこる現象です。

もしMODを適用したのに予想していたデータとならなかったら、この現象を疑ってみてください。一度MODを外して、順番を入れ替えてみると上手くいく可能性があります。
適用順番の大体の基準としては、
・ 大規模なMOD
・ 能力調整ではないMOD
      (武器能力の上げ下げ(=調整)でなく、搭載する武器の入れ替え、というように)
この2つはその他のMODよりも先に適用しておいた方がうまくいく可能性が上がります。



MODの修正について
MOD内に新しいファイルを加えたり、既存のファイルを書き換えたりする場合、いったんMODを除去して、大戦略のデータと関係ない状態にしてから変更を加えてください。



5、大戦略パッチ適用後の動作
Vistaで互換性ファイル機能が使える場所でMODソフトを使っている場合、大戦略用のアップデータ(パッチ)を適用しても、そのパッチによるデータ変更は互換性ファイルの方(MODで変更されている方のデータ)には反映されません。ただ、一旦MODを外して、その後MODを再適用すればデータの変更を反映できます。
そのため、パッチが適用されたとMODソフトが判断した場合(起動時に判断します)、↓のようなダイアログが出ます。

ここで"行う"を押せばパッチによるデータ変更を反映できます。また、"行わない"を押したり、パッチを充てたのにこのダイアログがでない場合は、MODを全除去すればデータ変更を反映できます。



これで、このソフトでMODを使用するときの主な操作の説明は終わりです。



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