CSV的な",で列を区切り、改行で行を区切る"形式のテキストファイルに関するMODの記述ルールです。weapon.datとか、land.datとかが主な操作対象だと思います。
     
  1. 条件部
  2.  
  3. 操作部


1、条件部

行数指定
一番単純な条件の指定方法です。F-22Aのデータがあるところを示したい時に、3行目を変更する、という風に指定する感じです。
簡単に記述できますが、他のMOD(特にデータの追加MOD)の影響を受けやすく、競合の問題も発生しやすくなってしまう点には注意が必要です。
この条件指定方法をとる場合、3つの要素を記述する必要があります。 2つを合わせて、"0,1,,"(1行目を変更する)、"0,10,,"(10行目を変更する)などのように記述します。

簡易論理演算指定
指定された条件を満たす行を全ての行の中から検索し、それに当てはまる行をすべて操作対象とする指定方法です。F-22Aのデータがあるところを示したい時に、"IDが2である行"、"名前にF-22が含まれていて、階層が[高空]の行"というように指定する感じに。
行数指定より複雑ですが、ある程度競合の問題の発生を抑えることができるはずです。よほどの理由がなければできる限りこちらを使ってください。
この条件指定方法は、記述ルールの範囲内であればいくらでも要素を加え、複雑な条件指定をすることができます。 上の記述ルールに従って、"2,==,F-16.*,&,2,!=F-16 Block60,,"(2列目のデータがF-16から始まって、2列目のデータがF-16 Block60ではない行を示す)というような感じで記述します。



2、操作部

入れ替え
単純にデータを入れ替えます。例えば、"1000lbs爆弾"というデータを"誘導爆弾"に入れ替え(変更)する、とか。 上3つを組み合わせ"0,2,F-15SE"(2列目をF-15SEに変更する)というように記述します。

演算
指定したデータに対し演算(計算)を行います。使いどころはあんまりないですが、例えば"40を20に、30を15に、20を10に…"っていう操作を"○○/2"といった形で簡単に操作を指定することができます。
行の追加
新規兵器、新規武器の追加などの操作を行うときに主に使う方法です。条件部で指定した行に操作部で示した行を追加します。条件部の指定が甘いと複数同じデータが追加されちゃったりするのでご注意を。
行の変更
兵器、武器データを大幅に変更するときなんかに使います。これを使ったMODはMODの適用順が重要になることがしばしばありますので使うときにはご注意を。
行の削除
データを丸ごと削除するときなんかに使います。条件部の指定が甘いと色々とまとめて消されるので注意。


これでCSV的なデータ保管方法をとるテキストデータを変更するMODの記述ルール説明は終わりです。



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